親友夫婦と秘密を共有しています

真衣と私(ゆき)は、高校以来の親友です。
2人だけの親友です。
それは2人である秘密を共有することになったからです。

私が初体験したのは17歳で、相手は家庭教師の大学生(21歳)です。
彼が教えに来るようになって3ヶ月ほどして、母親が買い物に出て不在のときです。
恋愛感情らしきものが盛り上がっているとき、横に座っている彼の顔と私の顔が触れ合ったとき、突然抱きしめられてしまいました。
そして一気に結ばれてしまいました。
ともに初体験でしたが、なんとかうまくやり遂げました。
でも、着ていた服の匂いを嗅いだ母親に詰問されて白状したことから、行為は両親の知ることになりました。
なんとか『将来を約束したお付き合い』ということで落ち着きました。
以来、週に一度は勉強の後で泊まっていき、夫婦同然のような生活に入っていました。

そのことを私は親友の真衣だけに打ち明けました。
そして私たち2人の関係とセックスのことは真衣だけに報告していました。

私に刺激されて、真衣も家庭教師を望むようになりました。
私の夫となる大学生のお友達が、真衣の家庭教師に決まりました。
真衣は勉強も好きでよくやっていましたが、1ヶ月もしないうちにその家庭教師と結ばれてしまいました。
家庭教師のほうが私と私の“婚約状態”を知っていて、真衣も早々とできてしまったように感じています。
彼らは『婚約』という言葉は使っていませんでしたが、ほとんど私たちと同じような生活を送っていました。

避妊には人一倍注意していました。
最初は“外出し”だったのですが、母親の心配でコンドーム、しばらくして低容量ピルを使用するようになりました。

家庭教師の大学生同士も、真衣や私と同様に性体験の諸々を互いに報告しあっていたそうです。
『秘密の共有』って快感です。
友人との秘密の繋がりを感じるようになりました。
セックス以外の秘密も臆せず告白できるようになりました。

まだ高校生なのに3年生のときには婚前旅行にも行きました。
それも2組一緒に。
このときはお風呂もご一緒して、婚約生活の有り様やセックスのことを色々ばらしあいました。

彼らは大学を卒業し、それぞれ名の通った会社に就職しました。
私たちも高校を卒業して地元の会社に就職しました。
若いこともあって言い寄ってくる人もいましたが、「私、婚約しています」と言うと、「まだ若いのに・・・」と驚かれることも多かったです。

そして私たちは結婚しました。
2組揃って、内輪だけの結婚式でした。
真衣の家は少し離れているけれど電車で30分ほどの距離。
週末は毎週のように4人でどちらかの家に集まって過ごしていました。
泊まりの集まりが多かったです。

私の18歳の最後の日、いつものように4人で集まりました。
『18歳よ、さようなら』のお祝いの食事会です。
私たち女性はワイン、夫たちはビールです。

少し酔った勢いでセックスの話で盛り上がっていました。
そのとき真衣が言いました。

「AVでは色んなのを見てるけれど、本当の絡みを見たい」

旦那たちも勢いにかられたのかすぐに反応しました。

「お互いに見せ合えばいいんじゃないか」

「よし、相互鑑賞だな」

宴会の雰囲気がそうさせたのです。
少々戸惑いの時間はありましたが、すぐに始まりました。
テーブルを挟んだソファでのキスから始まりました。
17歳の時から続けていますから、真衣夫婦もとても素敵なキスをしています。
真衣に比べて初体験が数ヶ月早かった私たちも負けじと熱烈に抱き合ってキスを始めました。
服の上からの乳房の愛撫、手を中に入れて愛撫。

彼らの愛撫が下の方に移っていった頃、私の提案で寝室に移りました。
真衣はすぐに旦那様のペニスにフェラを始めました。
すごく上手です。
私たちより長い時間をかけてのフェラ。
旦那様が耐えられなくなったのか、まもなく起立したペニスを真衣に挿入しました。
正常位で動き始めています。
私たちは旦那と抱き合って見惚れていました。
ラストスパート、真衣は次第に昇りつめてきたようです。
そのとき真衣の口から次の言葉が出ました。

「Yさん、ゆきちゃん、私のイクとこ、よーく見ていてね」

Yとは私の夫です。
私よりも私の夫の名前を先に出したことに、ふうーんと思ったけれど黙って見ていました。

「ううっ、うおっ」という旦那様は叫びと共に射精をしています。
真衣のイク時の顔は、なんとも言えない妖艶な顔でした。

私たちも始めました。
旦那は真衣のイクところを見て興奮したのか、いきなり挿入して激しいピストンをしてきました。
打ち付けるようなピストンで、私も急激に昇りつめていきました。
そして夫も、いつもより大きな声でイッてしまいました。
私も、いつもより少し強引なセックスでイッてしまいました。
しばらくして目を開けると、真衣夫妻がじっと見入っていました。

シャワーを浴びていると真衣が入ってきました。

真衣「ごめんね。途中からYさんに抱かれている感じになったの」

私「いいよ。普段から仲がいいんだから。今度は私も、『Mさん』(真衣の旦那)って言ってみようかな。興奮するかも」

居間に戻ると、夫たちは相互鑑賞について語り合っていました。
お互いの奥さんの体や反応を褒めあっていました。

そんな夫たちもまだ22歳の若さです。
すぐに回復して2度目のセックスが始まりました。
今度はバックや対面座位も。
相互に夫婦の営みを見ながら相互鑑賞は進められていきました。
正常位に戻ったとき、真衣の口からまた夫の名前が出ました。

「Yさん、あああっ」

私も負けじと、「Mさん、Mさん」と言ってしまいました。

目を瞑っていたのですが、気づくと本当にMさんが私の上にいました。
(え!)と思って横を見ると、夫が真衣と絡んでいました。
ゆっくりと夫のペニスが真衣の中心に吸い込まれていきます。
すごく不思議な光景に感じました。
そのときMさんのモノがぐいぐいと私の中に入ってきました。
妄想のような現実でした。
でも、夫ではないMさんに抱かれているのに、そんなに違和感は感じませんでした。
Mさんのリードに任せる私。
すごく気持ちいいんです。
夫とは異なる愛撫と膣の感触。
横でやっている夫と真衣のことも途中から気にならなくなり、私はMさんとのセックスに没入していきました。
夫より硬いペニスが奥に届き、一突き一突きが私の快感を高めていきます。
そんなことを私は、なぜか冷静に感じ取っていました。

ついに最後のピークが押し寄せてきました。
私は喘ぎながら言いました。

「Mさん好きです、気持ちいい、私の中にください」

4人とも汗だくでした。
こうして2組の夫婦の新たな生活が始まりました。