完全リードで童貞を奪ってくれたスーパーのおばさん

先日、夫婦でスーパーに買い物に行った。
在宅勤務になり、最近は家にいる時間が多い。
スーパーはコロナの影響で3密を避けて行動したが混雑していた。
スーパーで働く方には頭が下がる。
ふと商品の出し入れをしているパート風の女性に目が留まった。

(奈緒さん?)

一瞬、思ったがそんなはずがない。
しかし、後ろ姿も髪型もよく似ていた。
色白でポッチャリ体型までそっくりだった。
でも、奈緒さんのわけがない。
奈緒さんは今はとうに60歳近くになっているはずだ。
もちろん人違いだった。

私は田舎から上京して2年くらい経った20歳の頃、スーパーで早番のアルバイトをしていた。
規模の小さいスーパーだった。
今はもう存在しない。
もう20年ほど前になる。
なかなか都会に慣れず、友達もそんなにできなかった頃の話だ。
しかし、スーパーのバイトは和気あいあいとしていて楽しかった。

そこにいたのが奈緒さんだった。
奈緒さんも私と同じようなタイミングでパートを始めたと思う。
確か私と20歳近く年が離れていたと思う。
最初は、おばさんだなあという印象しかなかった。
自分の母親より10歳ほど若かった程度だったはずだ。
チーフに2人で仕事を教えてもらったり、指摘されたり、ダメ出しされたり。
いつも奈緒さんは私に優しい言葉をかけてくれた。

だんだん2人は親しくなり、奈緒さんに私は好意を寄せ始める。
奈緒さんは年の割に声が可愛くて、目が綺麗な人だった。
バストもそこそこ大きい感じがした。
休憩中に田舎のこととか、高校時代のクラブの話とか、「彼女はいたの?」など、聞き上手な奈緒さんと色々話をした。
逆に私は奈緒さんのことはあまり聞かなかったが、お子さんは2人いらしたと思う。
だから早番で来て、夕方前には家に帰る感じだった。
私は田舎から来たばかりで東京のことが分からず、よく教えてもらった。
面倒見がよくて、東京のお母さんみたいな感じだった。

そんなある日、私が誕生日を迎えるので奈緒さんがお昼をご馳走してくれることになった。
2人が休みの日、奈緒さんは軽自動車の助手席に私を乗せて、確か神戸屋だったと思う。
パンが食べ放題で、馬鹿みたいに頼んで笑われたことを今でも覚えている。

そんなことでかなり2人は仲良くなっていった。
向こうは私を子供扱いしていたが、いつの間にか私は年の離れた女性として見るようになった。
夜は奈緒さんで自家発電した。
私は奥手で、田舎に彼女らしき子はいたが、童貞のまま上京した。
だから今考えると、子供に毛が生えたようなもんだった。

奈緒さんと親しくなってだいぶ経ったころ、2人でドライブに行く話になった。
奈緒さんのカラータイマーは子供が帰宅する4時くらいだったので、その範囲までに戻れるコースとして海まで連れて行ってくれた。
帰り道、バイパスの近くのホテルが目に入った。

「奈緒さん、ホテル行こうよ」

「え-?何言ってるの?」

明るく笑われた。
私が童貞なのもお見通しのような笑いだった。
そのままスルーされて家まで送ってもらった。
翌日、ちょっと顔を合わせにくかった記憶がある。
でもその頃の私は、純粋でまっすぐだったから、また奈緒さんにドライブデートを申し込んだ。

お昼を食べて助手席に乗った時、「奈緒さん、ホテルに行こう」と、真剣に申し込んだ。
また奈緒さんは笑っていた。
車はそのまま家の方に向かって走った。
だから全く期待していなかったのだが、ある交差点を曲がり、ちょっとぼんやりしていたら、いきなり建物の中に車を入れた。
ベラベラなビニールのようなものが軽自動車の窓に当たる。

(あ、ここホテルだ)

不意を突かれた。
駐車場に入り、そこからが忘れられなかった。

「隆君。本当にホテル行くの?隆君、初めてでしょ?」

返事に困った。

「私みたいなおばさんでいいの?」

「俺、奈緒さん好きなんだ」

「私も隆君が好きよ」

そんな契約前の確認作業みたいな会話があった。
誰にも内緒という指切りをして、初めてのラブホ体験をした。
車の脇に階段があり、そのまま部屋に入れる構造だった。
よく覚えている。
奈緒さんは急にシャキシャキして、「隆君、3時半までにはここを出るからね」と言いながら先導してくれた。

初のラブホはキョロキョロすることばかりだった。
お風呂のお湯を手際よく奈緒さんは入れていた。
ベッドでゆっくり服を脱いだ。
奈緒さんのブラジャーとパンティは黒だった。
今思うと、奈緒さんはホテルに行くことを予想していたのかもしれない。
奈緒さんのブラジャーがなかなか外せなくて笑われた。
奈緒さんの胸は予想以上に大きかった。
乳首もピンク色で美しかった。

私もパンツひとつになったら、奈緒さんの温かい手が私のモノをゆっくり掴んできた。
奈緒さんのパンティも脱がせたが、奈緒さんが自ら脱がせやすく腰を上げてくれた。
今ならパンティのクロッチを指で押したり遊ぶ余裕があるが、当時は身体検査みたいなものだった。
奈緒さんは下の毛もそう濃くはなかった。
私はトランクスから突出したモノが恥ずかしかったが、奈緒さんに脱がされた。
そして丹念に奈緒さんに指で撫でられた。
透明な我慢汁を指摘されて恥ずかしかったこと覚えている。

2人でベッドに全裸で腰かけた。

「なんかいいのかな?こんな年下の男性、最初で最後だなあ」

ベッドで初キス。
キスは高校時代に経験済みだが、奈緒さんとは舌を絡ませた濃厚なキス。
どうしていいか判らなかったが、奈緒さんの言うままに従った。
唾がたくさん口についた思い出がある。

そのあとお風呂でお互いに体を洗い、浴槽の縁に座らされ、亀頭の裏側から付け根まで舌で舐められた。
それだけでかなり爆発寸前で、全体を奈緒さんの口に含んだら間もなく大爆発した。
自分でやっている時より何十倍も快楽があった。
声を出してしまったと思う。
後で奈緒さんが、「量は半端じゃなかった」と言っていたので、相当の量を出したのだろう。

「若い人はみんな濃いのかな?うちの亭主よりはるかに濃い」

そんなことを言っていたと思う。

ベッドでの愛撫教室みたいなものや、初めての69も驚きばかりだった。
ゴムもつけて、初合体もなんとか済ませられた。
奈緒さんが感じたかどうかなんて観察する余裕なんてなかった。

そんな夢のような童貞卒業式は終わり、カプセルでお金を送るシステムに驚きつつ、初のラブホ体験が終わった。

「絶対に内緒よ。しゃべったら100万円!」

奈緒さんは笑いながら言った。

その後は月に2回くらいラブホで楽しんだ。
奈緒さんをイカせるのはなかなか難しかったが、それから3年付き合って、後半は私もかなり上達したので、奈緒さんはシーツに染みをつけるようになった。
大学卒業前、私に待望の年下の彼女ができた。
スーパーのバイトも辞めてしまい、奈緒さんとはそれっきりになってしまった。

奈緒さんは元気にしているのだろうか?
可愛らしい愛嬌のある声、色白の肌、美しい胸。
ちょっと昔の話だが思い出してしまった。